2008/09/22

WBR-G54にDD-WRTをインストール

DD-WRTは無線LANアクセスポイントのファームウェアの1種で、これを導入すると無線LANアクセスポイントがLinuxにすることが可能です。
これによって、サポートされていない暗号化方式が使えるようになったりSNMPがしゃべれるようになったりします。
また、Webからの管理画面もあり便利です。

私が持ってるWBR-G54も一応対応機種であるということなので、導入してみたいと思います。
これを導入する際の注意点は元のファームウェアには戻しにくい(一応戻せるらしい)というのと、ミスると二度と起動しなくなるというところでしょうか。

まず、DD-WRTのイメージをダウンロードしてきます。
メニューのDownloadsをクリックするとディレクトリが表示されます。
その中から「v24-sp1→Consumer→Buffalo→WBR-G54」の順でたどっていき、dd-wrt.v24_std_generic.bin をダウンロードします。
ほかにもVoIPとかVPNに最適なイメージがあるようですが、とりあえず今回は一番標準そうなやつを選択しました。

次にアクセスポイントとPCをLANケーブルで直接つないでおきます。
アクセスポイントの電源を入れたら工場出荷状態に初期化を行います。
通常、背面のボタンを押して初期化できるはずなのですが私のやり方が悪いみたいでできませんでした。
結局Web経由で行いました。
初期化するとIPアドレスは192.168.11.1/24になりました。
PCのIPアドレスは同じネットワークのアドレスを手入力で入れておきます。
今回は192.168.11.20/24をPCに設定しておきました。

次にイメージをそれぞれのアクセスポイントに合わせた形に編集する必要があります。
正規のイメージと見比べつつバイナリエディタで編集すればできるらしいですが、Ddadderという便利なプログラムが公式から配布されているらしいので利用します。
ここからfor Linuxをダウンロードしてきます。
バイナリはLinux用なので、付属のソースをgccを使ってコンパイルすることで使用することができるようになります。
最後にできたプログラムを使用し、以下のようにすることで専用のイメージが作成できます。
$ ./ddadder dd-wrt.v24_std_generic.bin wbr-g54


あとはできたイメージを使用してWebからファームウェアの更新を行えば完了です。
DIAGが点滅を繰り返している間はファームウェアを更新している最中なので、点滅が消えたら完了です。
初期設定ではアクセスポイントが192.168.1.1/24に設定されているので、それに合わせてPCのIPアドレスも変更しておきます。
今回は192.168.1.20/24にしておきました。

ブラウザから192.168.1.1にアクセスすると管理画面が表示されます。
最初はユーザ名とパスワードをどうするか聞かれるので任意のものを入力します。
ちなみに最初は英語で表示されますが、AdministrationからLanguageを選択することで日本語での表示も可能です。

とりあえず、いろいろ設定して遊んでみようかと思います。

追記
何か無線LANがつながらなくてファームウェアをいろいろ入れ替えてたらおなくなりになりました…orz
素直に新しいの買ってきます。

1 件のコメント:

さんのコメント...

同じです。
無線LANだけつながりません。
壊れるのは嫌なのでそのままですが、
色々探してみます!

知っていたら教えて下さい。