2008/09/22

MacOS X LeopardにFlex3 SDKをインストール

最近環境構築ネタばかりな気がしますが、気にしないで書きます。
今回はFlashを使ったRIAフレームワークのFlexのインストールをしてみます。

正直よくわかってないのですが、とりあえずFlashアプリがAdobe Flash CS3なしで作れるということだと理解しています。(齟齬が出てる可能性大)
mxmlという記述方法でどのようなガワにするか定義して、ロジックについてはAS3を使うという感じでしょうか。
コンパイルするとswfを吐いてくれます。
なぜ、これを使おうかと思ったかというと私が絶賛作成中のNaNaCaというサーバ上でアニメを録画再生するソフトのプレーヤーを自作しようかと思ったからです。
# ちなみにNaNaCaはfoltia(http://www.dcc-jpl.com/soft/foltia/)のようなものです
では、前置きはこれくらいにして。

  1. Flex3 SDKをダウンロード

  2. まずはFlex3 SDKをダウンロードします。
    ダウンロードはここ(http://www.adobe.com/products/flex/flexdownloads/)から行います。
    ダウンロードリンクはライセンスに同意しないと有効にならないので、ライセンスを読んだ上でチェックを入れます。
    ちなみに80MBぐらいあります。
    ダウンロードしてきたflex_sdk_3.zipを展開します。
    これを適当な場所に配置します。私は/Developer/SDKs以下に配置しました。
    移動するときに認証を求められました。

  3. PATHを通す

  4. Flex3 SDKにはいくつかのコマンドが存在するので、PATHを通しておきます。
    .bash_profileなどに以下のように記述しておきます。
    export PATH=/Developer/SDKs/flex_sdk_3/bin:$PATH

    sourceコマンドで反映させるか、ターミナルを開き直して反映させます。
  5. スタンドアローンFlash Playerのインストール

  6. ブラウザ上で実行できるので別に必要ないっちゃないのですが、debug情報とかも出せて便利なのでインストールしておきます。
    ここ(http://www.adobe.com/support/flashplayer/downloads.html)のAdobe Flash Player 9 — Standalone Players (Projectors) for Macintoshからdebugと書いてある方をダウンロードします。
    展開するとFlash Playerが出てくるので、アプリケーション以下などに配置します。
    一度実行しておけばswfファイルはFlash Playerを使用して実行されます。

  7. Hello World

  8. さっそく使ってみます。
    適当な場所で以下のようなhoge.mxmlを作成します。
    <?xml version="1.0"?>
    <mx:application mx="http://www.adobe.com/2006/mxml">
    <mx:button label="Hello World" />
    </mx:application>

    次にコンパイルを行います。
    コンパイルはmxmlcコマンドを使用し、以下のようにします。
    $ mxmlc hoge.mxml

    作成されたhoge.swfを実行すると下記のようになります。



今回はエディタで直接書いてコンパイルするという感じでしたが、Eclipseを使用したりFlex BuilderというIDEも用意されているそうです。
私はいけるところまではEmacsで書き続けます。

ちなみにswfファイルはSite以下に配置してWeb共有をオンにするとMacOS付属のApacheで確認することができるので便利です。
というかファイルをブラウザで開くのとApacheで開くので挙動が違うのはなぜでしょうか。

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